🗣️ PECS(ペクス)とは?🗣️
Picture Exchange
Communication System
(絵カード交換式コミュニケーションシステム)

PECSは、1985年にアメリカで考案されたコミュニケーション支援の方法です。当初は自閉症の未就学のお子様に実践されていましたが、現在では、認知面や身体面の障がいによりコミュニケーションに困難さを抱える方に対して、成人の方も含め年齢を問わず、世界中で使用されています。
「絵カードを相手に手渡す」というシンプルな動作で、自分の気持ちや要求を伝えるコミュニケーションの方法です。

PECSの絵カードを使ったコミュニケーションの様子

🌱こんなお子さんに🌱

✅ 自閉症スペクトラム障害(ASD)のお子様
✅ 発語の発達に遅れがある
✅ コミュニケーションを取るのが苦手
✅ 要求を「泣く」「癇癪」で表現している
✅ 視覚的な情報の方が理解しやすい

ひとつでも当てはまったら、
PECSがお子様の力になれるかもしれません。

💬 PECSがいちばん大切にしていること💬

それは「自発的」な
コミュニケーションです

数あるコミュニケーション支援の中でも、この「自発」——つまり「自分から相手へ働きかけること」を最も大切にしているのがPECSです。
障がいの有無に関わらず、すべての人に意思や意見があります。1人の人間として自立して生きていくために、「自発的なコミュニケーション」が取れるということが、とても大切だと私たちは考えています。

「コミュニケーションが取れる」
=「発語がある」ではありません。


例えば、壁に向かって「あー」と言っている。
これは発語ですが、
コミュニケーションではありません。

大切なのは、相手に向かって、自分から伝えられることです。

🤔どうして絵カードなの?🤔

ことばでのコミュニケーションは、
実はとても複雑な処理が必要です。

🗨️ 通常の「ことば」の流れ

「欲しい」という気持ちを認識する
⬇️
気持ちを音声(ことば)に変換する
⬇️
相手に届くように発声する
⬇️
相手の反応を待つ・理解する

この流れのどこか一つでも難しさがあると、
お子様は「伝えること」自体を諦めてしまうことがあります。

 

🗂️ PECSの流れ

「欲しい」という気持ちを認識する
⬇️
絵カードを相手に手渡す
⬇️
相手の反応を待つ・理解する

音声に変換するプロセスを「手渡す」という動作に置き換えることで、
伝えるときの摩擦がぐっと減ります。

  

「伝えたら叶った!」という成功体験を積み重ねて、
自発的なコミュニケーションの土台を作ります。

👣PECSの6つのステップ👣

PECSは明確に手順が決まっていて、
6つの段階に分かれています。

この段階を一つずつ経て、
コミュニケーションの方法を学んでいきます。

STEP 1

要求のためのカード交換

欲しい物のカードを使い、
相手に伝える練習をします。

STEP 2

距離と持続性

近くにいない相手に対しても、
カードを届ける練習をします。

STEP 3

選択

複数のカードの中から、
自分で選んで伝える練習をします。

 

STEP 4

文の構築

「〜が欲しい」など、文+名詞のカードで
伝える練習をします。

STEP 5

質問への応答

「何が欲しいの?」という質問に、
カードで答える練習をします。

STEP 6

発信・コメント

「見て!」「好き」など、
要求以外の表現を使う練習をします。

☀️サンキッズ古河でのPECS☀️

サンキッズ古河では、日々の療育の中の自然な場面でPECSを取り入れています。
たとえば、おやつの時間に「食べたいもの」をカードで伝えたり、活動を選ぶ場面で「やりたい遊び」をカードで選んで手渡したり。
訓練のためだけの時間を作るのではなく、お子様の「欲しい」「やりたい」という気持ちが自然に生まれる場面を大切にしています。

「伝えたら、叶った!」
その小さな成功体験の積み重ねが
人と関わる楽しさへの大切な一歩に。

📞PECSのよくある質問📞

Q. 絵カードを使うと、発語が遅れたり、なくなったりしませんか❓

A. ご安心ください。PECSを使用することで、発話の発達が妨げられるという根拠は確認されていません。PECSでは、まず「自分から相手に伝える力」を育てます。発話が見られるお子様については、カードとことばを併用しながら、その子に合ったコミュニケーション方法を少しずつ広げていきます。

Q. カードに依存してしまいませんか❓

A. PECSは6つのステップを通して、「要求」から「質問への応答」「コメント」へと表現の幅を広げていく仕組みになっています。カードはゴールではなく、自発的なコミュニケーションを育てるための入り口です。発話が出てきたお子様は、カードとことばを併用しながら、少しずつことばでのやり取りへ移行していきます。

Q. うちの子にPECSが合うか、相談できますか❓

A. はい、もちろんです。見学の際に、実際のPECSの取り組みの様子をご覧いただきながら、お子様の状況に合わせてご説明します。まずはお気軽にお問い合わせください。

📞見学・ご相談はお気軽に📞

PECSの実際の様子を見ていただくことが
いちばんの安心につながります。

見学・体験は随時受け付けていますので
お気軽にお問い合わせください。

 

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